冷え性と体温の関係について

冷え性=体温が低いということではない

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「平熱が35度8分しかないから冷え性」など、冷え性と低体温を勘違いしている人は、意外と多いようです。しかし、これらの2つは別物です。冷え性は、足や手の先端、腰など特定の部分だけが体温が低い状態のことです。両者は別々の原因で起こる症状なので、違いを理解しておくようにしましょう。

冷え性とは?


血流悪化などにより、体の特定部分が冷えている症状のことを冷え性(冷え症)と呼びます。手足の先や腰など一部のみがひんやりするのが特徴です。

冷え症の人は、体温を測ると通常の人とそこまで変わりはありません。体温計で測定するのは、体の内部の温かさだからです。手足の表面などに血が巡っておらず冷たさを感じるわけですから、芯まで冷えているというわけではないのです。

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低体温とは?


最近ニュースなどで良く耳にするようになった「低体温」とは、体温が35度以下になった状態のことを指しています。このような症状になってしまうと、自力で体温を上げることはできなくなってしまいます。

毛布やお湯などで温度を上げるなどの措置が必要となります。最悪の場合、生命の危機にまで瀕してしまうような重い症状のことを本来、低体温と言うのです。

このような状態になってしまうのは、以下のような場合があります。

  • 1.アルコールを大量摂取した場合
  • 2.低血糖状態になっている時
  • 3.濡れたままで長時間放置した時

低めの体温の人


最近は、平熱が35度台の場合にも「低体温」という表現を使うことがあります。先ほどの説明でも分かるように、これは医学的には低体温とは呼びません。平熱が低めというだけです。もっとも、体内の温度が全体的に低くなるので、各種の機能障害を起こす場合もあります。冷え性と同じで、様々な病の元となる危険性があるのです。

体温が低くなってしまう理由には以下のようなものがあります。

  • 1.ストレス
  • 2.食事を十分に摂っていない
  • 3.運動不足
  • 4.睡眠不足
  • 5.甲状腺の異常

1〜4は、冷え性の原因と重なっています。

冷え症と低体温はそれぞれ全く別のものです。しかし、「低めの体温」の人と冷え症の方にはある程度の共通点が認められます。平熱が低い方は冷え性になりやすく、冷え性を持っている方は平熱も低くなりやすい…というような相関関係もあるという指摘もあります。

両者は共に生活習慣の乱れが一因となっています。平熱が低めの方は、当サイトで紹介している冷え性対策の方法が参考になるはずです。

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